車のまめ知識

鈑金塗装の基礎知識

鈑金塗装の基礎を知ることで、大事な車がどのように修理加工されているのかが分かります。基本的な板金と塗装の作業工程をご紹介します。

鈑金塗装とは

鈑金塗装のイメージといえば、傷ついた車の外装をキレイに直すことを全般的に行うことと考える方も多いかと思いますが、厳密に言うと鈑金塗装は、車の金属部分を形状修正して塗装し直すことなので、全ての修理が鈑金塗装というわけではありません。鈑金塗装は専門性があって、高い技術が必要とされるので、通常の自動車整備工場に勤務する整備士のほとんどは、一切鈑金塗装を行っていないのです。

鈑金塗装は専門としている工場で行われるのが一般的で、大きな鈑金工場では塗装の過程と鈑金の過程をそれぞれの専門スタッフで分担して行っていることも多いのです。また、鈑金塗装は行う人の腕の良し悪しが出やすいのも特徴です。

鈑金作業

ヘコんだりして本来の形から変形してしまった部品を、元の形状に近い形に戻す作業を鈑金と言います。ヘコミをハンマーなどで叩き、微調整を行う際にはパテと呼ばれる粘土のような物で、形状を整えるやり方が一般的です。他にも、溶接機を使用したり、ハンダ盛りを使用したりすることもあります。塗装以外の大まかな外装修理工程が、一般的に鈑金と呼ばれています。

塗装作業

塗装作業はその名の通り、修復した部分を元のボディーカラーに塗装作業をする工程のことです。この工程は、鈑金により形状を修復した部分の、パーツ表面の削られた部分を塗装します。塗装作業を行う際は、修復する部分の表面を更に磨き上げて、パテで下地処理を行います。その後に下塗りを行い、更にその上から本塗りを行って、最後にクリアを塗って磨き上げるという3工程に分かれております。

車が事故でヘコんだりした際に活躍するのが、鈑金塗装です。ヘコミを放置してしまうと、そこから錆が発生する可能性もありますので、もしヘコミがある場合は、早めに鈑金塗装を行いましょう。

茨城県猿島郡にありますオノデラオートでは、トラックや車の鈑金塗装やタイヤ交換といった車の修理・整備を行っております。他にも、中古トラックの販売や買取り、中古トラックのオークション代行を行っております。オークション代行では、適正価格よりもお安い価格でお客様にご提供できるように尽力しております。トラックや車の鈑金塗装をお考えの方は、是非オノデラオートをご利用ください。

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